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トピックス&ニュース

沖縄県竹富町「第1回ゆいまーるワークショップin西表東部」報告(第1報)
~ワークショップに島内から22名が参加~

 (一社)地域医療・福祉研究所(略称:アルスヴィータ、中野区弥生町)は、2022年11月19日に、沖縄県竹富町の「第1回ゆいまーるワークショップin西表東部」の開催を支援しました。このワークショップは、令和4年度竹富町包括的支援事業として当法人が運営を支援しているものです。

 当日は、当該地域から22人の参加がありました

 この「ゆいまーるワークショップ」は、山浦 晴男特命教授(千葉大学大学院看護学研究科)が、提唱している「寄りあいワークショップ」をモデルにした「福祉のまちづくり手法」で、住民自らが主体となり行政と協働して地域の暮らしと福祉の課題解決力の向上を目指す取り組みです。

 「ゆいまーるワークショップ」は、竹富町で2019年度からスタートし、黒島、西表島西部(祖納・干立・白浜・船浮)に続く4か所目です。

 この西表東部では、今後4か月間にわたって月1回のペースで計回4回のワークショップを開催し、医療や介護などの福祉課題にテーマを絞り、住民自身による課題の発見、解決策の策定、実行組織の立ち上げなどが行われます。

「第1回ゆいまーるワークショップin西表東部」の概要

事前調査


▲第1回ゆいまーるワークショップin西表東部 全体会様子▲

 第1回目のワークショップのテーマは、「西表東部の福祉(介護)について思うこと(良い点と課題)、今後どうなったら良いと思うか?」です。

 今回は地域から22人の参加がありました。仕事を調整して参加された方や他の行事の予定を中止して参加されたグループもあり、熱心な話し合いが続きました。


▲グループ討議の様子


▲西表東部WS第1回投票する意見選び

意見地図を作成しました(下の写真)

意見地図の画像はこちら(拡大してご覧ください)

 様々な福祉の実態や意見が出された後、それをカードにして発表、似たような意見をグループ化して課題ごとにタイトルを付け、「意見地図」を作成しました。

 地図を見ながら、各人が「大事だ」と思うタイトルに5点満点で投票し、重要度ランキングの上位10項目を決めました。

1位は「老人ホームが欲しい」、2位は「繋がりのある地域の継続」。

 1位は「西表東部に老人ホームが欲しい」、2位は「繋がりのある地域の継続」、3位は「訪問介護の充実」4位は「施設を作るときは関係者の意見を聞いて欲しい」、5位は「介護スタッフの充実」でした。

 次回の「第2回ゆいまーるワークショップin西表東部」は12月17日開催予定です。

 内容は、医療や福祉に関わっている診療所や社協、ボランティアの方々の報告を聞いたのち、ワールドカフェ方式で解決策を考えます。

<お問合わせ先>

一般社団法人 地域医療・福祉研究所 電話・Fax:03-4283-4360

〒164-0013 東京都中野区弥生町1-54-17-101

※本研究所は、地峨の健康・医療・福祉の問題を住民が主体的に解決するために、自冶体や協同組合などの敬策づくりと事業開発に資する調査・研究・実践の組織を支援する非営利型の社団法人です。略称:アルスヴィータ(ラテン語略称:ARSVITA)。